あききかく◯△▢

photographer：林ユバ　hair&Make：伊藤里彩

私、岡明子は、新たに、 あきききかく◯△□という場所を、つくりました。
役者ふたりで立ち上げたので、私たちが演じることをベースに、 あとは面白いと思うことがあれば企画やプロデュースも、　やる場所、 あきききかく◯△□です。（読み：あきききかくまるさんかくしかく）
構想、企画から全てを担い、先日、東京 渋谷にて第一回目（第一歩目と言った方がニュアンスはしっくりくるかもしれない）の公演を上演いたしました。タイトルは「真っ白なグランドを避け下駄箱で詠むＨＢ31文字」 劇作家・演出家・舞台手話通訳家の米内山陽子さん（チタキヨ）にオファーをさせていただき、 あきききかく◯△□のために、ふたり芝居を書き下ろし、演出をしていただきました。音楽・音響は、蓑田峻平さん。全ての音と音楽を作り、演奏していただきました。そして、演じる役者は私、岡明子と、ききききき。
限られた６日間、９公演しかない公演に、伊勢や松阪、多方面からも観に駆けつけてくださった方々もいらして、上演時間中の瞬間瞬間、ご一緒に過ごせたことがほんとうに幸福な体感でした。何とお礼を申し上げればよいのか、文字では表現できないくらいに。ありがとうございます。
あきききかく◯△□の次の企画は、 このふたり芝居を、ぜひ伊勢でも公演したいと思っています。 次の企画への着手は今すぐではありませんが、今ここにも宣言させていただき、近い未来に実現させたいと思っています。
「真っ白なグランドを避け下駄箱で詠むＨＢ31文字」の伊勢公演の開催を、 もしもよろしければ。あなた様にもご一緒にたのしみにしていただけると、 近い未来は一番良きタイミングで迎えられるのではないか、と思います。もしもよろしければ。どうぞ宜しくお願い致します。
この瞬間を、ご一緒できたことが、皆様のこれからをほんのすこし明るく、 美味しいお酒を呑むきっかけのひとつにもなりますように、と、希望と感謝を込めて、 私は場をつくり、演じます。

Akiko Oka
女優。三重県伊勢市出身、高校卒業後、上京。 自身の公式ホームページのブログも好評で、この連載につながる。
公式HP : http://akkokakiko.info/